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03月08日-02号

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  1. 糸満市議会 2022-03-08
    03月08日-02号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和4年第2回糸満市議会定例会会議録令和4年3月8日出席議員 21人1番 大 城 むつみ    2番 玉 城 哲 郎3番 山 内 竜 二    4番 前 田   潤5番 浦 崎   暁    6番 伊 敷 郁 子7番 賀 数 郁 美    8番 金 城 一 文9番 長 嶺 安 浩    10番 新 垣 勇 太11番 平 田 健 人    12番 金 城   悟13番 金 城   寛    14番 山 城   渉15番 西 平 賀 雄    16番 大 田   守17番 金 城   敦    18番 金 城   敏19番 金 城 幸 盛    20番 新 垣 安 彦21番 徳 元 敏 之欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。   市長     當 銘 真 栄    副市長       神 谷 和 男   教育長    幸 地 政 行    総務部長      福 元 信 美   企画開発部長 徳 元 弘 明    市民健康部長    島 根 辰 也   福祉部長   金 城   満    経済部長      兼 城 浩 康   建設部長   大 城   拡    水道部長      伊 敷   勝   消防長    平 田 徳 明    教育委員会     金 城   秀                     総務部長   教育委員会  與那覇 正 樹   指導部長本日の議事日程 日程第1 議案第20号 糸満市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定につい            て 日程第2 議案第25号 糸満市部設置条例の一部を改正する条例について 日程第3 議案第28号 糸満市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改            正する条例について 日程第4 議案第13号 令和3年度糸満市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) 日程第5 議案第16号 令和3年度糸満市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 日程第6 議案第18号 令和3年度糸満市水道事業会計補正予算(第1号) 日程第7 議案第19号 令和3年度糸満市下水道事業会計補正予算(第1号) 日程第8 議案第12号 令和3年度糸満市一般会計補正予算(第11号)   ――――――――――――――――――――――――――――――                              (開議宣告午前10時00分) ○議長(金城寛) これより本日の会議を開きます。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第20号 糸満市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定について、議案第25号 糸満市部設置条例の一部を改正する条例について、議案第28号 糸満市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、以上3議案を一括して議題といたします。 3議案については、その審査を総務委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆8番(金城一文議員) 本委員会に付託のありました議案第20号、議案第25号及び議案第28号、以上3議案について委員長報告を行います。 △議案第20号 糸満市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定について。本案は、令和4年度の糸満市行政組織機構において、学校体育を除くスポーツに関することについて市長部局にて管理、執行するため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条の規定により条例を制定するものであります。委員より、学校体育とはどこまでの範囲かとの質疑があり、当局より、小中学校の義務教育の範囲であるとの説明がありました。また、委員より、学校体育を除くスポーツに関することが市長部局に移管されることで、教育委員会組織機構も見直され指導部がなくなり教育委員会が1部制になっているが、これから小中一貫校にも取り組んでいくため今よりも大変になってくる。また、コロナ禍で2か年も学校現場がばたばたしているこの重要な時期に、わざわざ組織機構を変える必要があるのかとの質疑があり、当局より、1部制においても指導部長の果たしてきた役割がなくなるわけではない。学校に関する特命任務を持った教育指導監を配置し、学校現場との関わりも今までどおり組織として取り組んでいくことに変わりはないとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第25号 糸満市部設置条例の一部を改正する条例について。本案は、新たに「こども未来部」と「水道部」を設置、防災分野を「企画部」に、観光及びスポーツの振興に関する分野を「経済部」に移管するなど、令和4年度の執行体制を整えるため条例の一部を改正するものであります。委員より、防災分野は組織の筆頭部である総務部がしっかりと管理すべきである。企画部新規事業の芽出しに注力する部署ではないのかとの質疑があり、当局より、災害時には迅速な情報発信が必要になるが、現在、広報業務企画部が所管しているため現在の体制では情報発信に遅れが生じる。企画部防災分野を移管すれば迅速な情報発信が可能になると考えている。また、これまで同様に企画部には政策推進課もあるため新規事業にも取り組んでいけると考えているとの説明がありました。また、委員より、国においても、こどもまんなか社会を実現するという方向でこども家庭庁を設置する。こども未来部は今後非常に重要な取組になってくると思うとの意見がありました。審査の結果、採決において可否同数となり、委員長の裁決で原案のとおり可決すべきものと決しております。 △議案第28号 糸満市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について。本案は、コロナ克服・新時代開拓のための経済対策において保育士・保育教諭等処遇改善が求められており、その措置を会計年度任用職員に適用するとともに、休職中の給与等支給規定の追加及び所要の改正も併せて行う必要があるため条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時06分)                              (再開宣告午前10時11分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 議案第20号 糸満市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第20号 糸満市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定について、本案に対する委員長報告原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第25号 糸満市部設置条例の一部を改正する条例について、本案に対しては大田守議員外6名から修正の動議が提出されております。 この際、提出者の説明を求めます。 ◆16番(大田守議員) 皆さんおはようございます。議案第25号 糸満市部設置条例の一部を改正する条例についてですが、私たちはこの条例案に関してはやはり急ぎ過ぎではないかと。もう少し熟議が必要ではないかと思って修正案を提出いたしました。 △この案件は主に第1条中「企画開発部」を「企画部」に、「福祉部」を「福祉部」と「こども未来部」に、「建設部」を「建設部」、「水道部」に改め、それに関連して号の削除、繰上げなどの改正案です。こども未来部の創設は未来を担う子供たちへきめ細かい対応がさらに必要になってきたこと、国がこども家庭庁を令和5年度創設に伴う設置だと考えられるが、問題は企画開発部から開発を削り企画部とする。防災係企画部に移管することである。なぜ企画部企画開発部になったのか、ただの名称変更だとすると大きな考え違いです。言葉や文字には大変大切な意味があり発信力があります。人は言葉で、文字で命が救われたり人生が劇的に変化することがあります。だからこそ社会のルールをつくる憲法をはじめとする多くの決めごと、特に法律関係に関しては一字一句丹念に練り上げます。今回の改正でそれがどれだけされたのか疑問です。委員会の中でも企画と開発の説明もしっかりとなされておりませんでした。企画の意味は実現すべき物事の内容を考え、その実現に向けて計画を立てることです。開発は知恵や能力などを導き出し、活用させること。新しいものを考え出し実用化すること。潜在している才能などを引き出し伸ばすことという意味があります。つまり開発は知恵や能力を使い新たなものを出し、その活用を考えるということです。企画よりももう一歩より実践的な役割を持っている言葉です。そのために企画開発部から企画部に改めることは物事の内容を考え計画を立てることだけだと解釈されかねません。つまり、自主的な事業を遂行する組織とはなり得ないのではないかと考えます。本市の企画開発部もたしか開発課から企画部にしようというときに、やはり新しいもの等を出すだけでなく、その実践的にある程度まで実行する、そういった目的で企画から部にするときに企画開発部としたと私は聞いておりますし、私もその意見には同意見であります。これまでの本市の企画開発部は歴代の部長の尽力で、その名のとおり調査、計画立案事業遂行まで一貫して働くことで様々な結果を出してきております。屋内運動場、つまり雨天練習場ですね、その予算の確保、かつて美々ビーチ開園ホテル誘致大型店舗誘致IT企業誘致、道の駅のオープン物流団地構想などであります。本市経済を牽引し、発展の礎をつくり上げてきております。企画開発部からこの開発を削り企画部にすることは実践的な役割を自ら放棄することではないかと私は思います。組織の在り方として縮小となり、その方向性に向かうんじゃないかと考えられます。職員のやる気の低下にもつながりかねないと私は思っております。  さらに防災係をあえて総務部から実践的な役割を持たない意味になりかねない企画部になぜ移行するのか疑問が生じます。現在、災害発生時に災害対策本部を立ち上げたときには市長が本部長、副本部長が副市長、その2人に万が一事故があった場合には総務部長職務代行となります。さらに対策本部での事務分掌は各部、各課にまたがるため糸満市部設置条例中に総務部に、各部の業務の連絡調整に関すること。そして他の部の所管に属さない業務に関することとうたわれております。これらの兼ね合いはどうするんでしょうか。そしてこの事務分掌を中に入れております。それは平時はもちろん、異常事態で混乱が生じかねない状況になったときには、各部各課にわたる取りまとめ部局としての組織(部)で様々な組織対応でも私は筆頭部長という言い方は表現がおかしいかもしれませんが、しかし市民の目、そしてあらゆるほかの機関の見る目は筆頭部長と映っております。そういった総務部長の力がやはり異常事態では必要となります。また、糸満市災害対策本部要綱の中でも幾つかあります。その要綱の中で一番多くの業務を担っているのが総務部であります。そしてその中には他の部署にないものもあります。防災会議及びその他防災関係機関との連絡調整及び協力要請に関すること、これは3番目です。5番目、6番目には、5番目には災害に関する情報の統括に関すること、そして6番目には国、県、その他関係機関に対する被害調査結果の報告に関すること、そして12には自衛隊の災害派遣要請要求及び受入に関することとあります。このように他の部署にはない多くの分掌が定められております。これは非常時に混乱が生じないよう他組織、つまり警察や自衛隊やそして協力できるボランティア団体社会団体との情報交換災害本部担当部長として様々な組織への協力願い等総務部長はやはり大変な、重要な立場からであります。 以上のことから企画開発部名称変更防災係企画部への事務移管に関しては別紙のとおり修正案を提案いたします。市長、今回は修正案での改正として、そして今後組織改編するならもっと大胆に、例えば防災係、私たち意見の中にありました、秘書課と直結することによって市長の直の声が届くんじゃないかと、災害のときにという意味合いもございました。だからこそ単純に防災係企画部に配置するのではなく、市長に市長室を設置し、秘書広報課防災課を設置するぐらいの大きな、大胆な考えをやっていただければいかがでしょうか。 以上を提案いたしまして、私の提案理由といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(金城寛) ただいま議題となっております修正案に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております修正案に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よってただいま議題となっております修正案に対する質疑を終了いたします。 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時23分)                              (再開宣告午前10時24分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 委員長報告及び修正案に対する討論を許します。 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時24分)                              (再開宣告午前11時09分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 委員長報告及び修正案に対する討論を許します。 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時09分)                              (再開宣告午前11時10分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆6番(伊敷郁子議員) 議案第25号 糸満市部設置条例の一部を改正する条例について、修正案に反対し原案に賛成する立場で討論します。
    △私は近年の多発する異常とも思えるような災害に対応するために防災に特化した防災課の設置を提案してきました。コロナウイルス感染症等感染症も災害の1つであると考えています。ですから秘書防災課ではなく防災課単独の設置が望ましいと思います。それで一般質問にも取り上げました。しかし、委員会の中で災害時の情報の発信を迅速に行うために企画に移行したことや、防災係を増員し今までより強化するとのことでしたので、一歩も二歩も前進していると評価します。市民にとっては総務部に設置しようが企画部に設置しようが、防災に特化して常日頃からあらゆる災害に備えるための施策をしてくれるのであれば問題はないと考えます。私は防災担当にこれまでも女性を配置してほしいと提案しています。女性の必要は女性にしか分からないからです。災害でさらに被害に遭う女性の多さを考えると、ジェンダーの視点からも男女共同参画を推進する企画部にあることはむしろよかったと思いますので、修正案に反対し原案に賛成します。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時12分)                              (再開宣告午前11時12分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆12番(金城悟議員) 皆さんこんにちは。議案第25号 糸満市部設置条例の一部を改正する条例について、修正案に賛成し討論します。 「企画開発部」を「企画部」に、「福祉部」を「福祉部」と「こども未来部」に、「建設部」を「建設部」、「水道部」に改め、それに関連して号の削除、繰上げなどの改正案である。こども未来部の創設は未来を担う子供たちへきめ細かい対応がさらに必要になってきたこと。国がこども家庭庁を、ニーズに合った設置だと考えられます。 問題は、企画開発部から開発を削り、企画部とすること。防災係企画部に移行することである。企画と開発の違いについて私なりに調べてみました。企画は、物事を実現させるように内容を考えたり計画を立てることに使われ、アイデアを生み出す段階で行動に移す前の段階です。開発とは、知識や技術、能力を用いて新しいものを考え出したりつくり出すこと、潜在能力を引き出し伸ばすこと、本当に企画と開発は同じものではありません。切り離してはいけないと私は思います。そのために企画開発部から企画部に改めることは物事の内容を考え計画を立てることだけと解釈されます。つまり自主的な事業を遂行する組織(部)となり得ません。これまで本市の企画開発部は歴代の部長の尽力でその名のとおり調査、計画立案事業遂行まで一貫して動くことで様々な結果を出してきました。屋内運動場雨天練習場)、ジョン万次郎銅像建立、美々ビーチ開園ホテル誘致大型店舗誘致IT企業誘致、道の駅のオープン物流団地構想、漁業のまちにふさわしい荷捌施設の誘致、プロスポーツの誘致等々、本市経済を牽引し、発展の基をつくり上げてきております。企画開発部からこの開発を削り企画部にすることは実践的な役割を自ら放棄することで組織の在り方として縮小となり、職員のやる気の低下につながりかねません。条例の一部を改正するのに企画開発部の実績を先ほども述べたのですが、わざわざ労力を使って変える必要があるのか私は到底納得いきません。疑問です。 さらに防災係をあえて総務部から実践的な役割を持たない意味合いのある、物事の内容を考え計画を立てる企画部になぜ移行するのか疑問が生じます。現在、災害発生時に災害対策本部を立ち上げたときには市長が本部長、副本部長が副市長、その2人に事故があった場合には総務部長職務代行となります。それこそが総務部の部署です。 以上のことから修正案に賛成し、議員各位の賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時17分)                              (再開宣告午前11時17分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆3番(山内竜二議員) 糸満市部設置条例の一部を改正する条例に対する修正案について反対討論をいたします。 組織機構及び部課の設置については本来は首長の権限ですが、地方自治法において条例事項と定めているのは首長が住民福祉の増進に明らかに反するような部課の設置やあるいは非合理的、非効率的な部課を乱立することで、結果的に市の財政等に悪影響を与えることを未然に防止するための趣旨であると私は思っています。 そもそも組織機構に関しましてはどのような在り方がベストであると固定されるものではありません。その時期の社会経済情勢や国の制度改正あるいは住民ニーズ、また市長の公約等によって常に弾力的に変化せざるを得ないものではないでしょうか。 今回の見直しにおいては企画部を強化し、国が推進する自治体デジタルトランスフォーメーションに対応するための情報政策課の新設やカーボンニュートラル脱炭素社会を推進するため政策推進課へ政策・脱炭素推進係を設置、また令和5年度から創設されるこども家庭庁との連携が図れるようこども未来部を新設するなど第5次糸満市総合計画の目指すスタンスに沿うものであると考えます。 以上、私の修正案に対する反対討論といたします。議員各位の賛同をお願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時19分)                              (再開宣告午前11時19分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 議案第25号 糸満市部設置条例の一部を改正する条例について、修正案に賛成の立場で討論を行います。 この条例の問題は、企画開発部から開発を削り企画部とすること、防災係企画部に移行することである。企画開発部が企画になったのがただの名称変更だとすると大きな考え違いであります。企画の意味は実現すべき物事の内容を考え、その実現に向けて計画を立てることです。開発は知恵や能力などを導き出し活用させること。新しいものを考え出し実用化すること。潜在している才能などを引き伸ばすことという意味があります。つまり開発は知恵や能力を使い新たなものを考え出し、その活用を考えるということでは、企画よりもより実践的な役割を持っています。そのために企画開発部から企画部に改めることは物事の内容を考え計画を立てることだけだと解釈されます。つまり、自主的な事業を遂行する組織とはなり得ません。企画開発部から開発を削り企画部にすることは実践的な役割を自ら放棄することで組織の在り方として縮小となり、職員のやる気の低下につながりかねません。 さらに防災係をあえて総務部から実践的な役割を持たない意味合い企画部になぜ移行するのか疑問が生じます。災害発生時に災害対策本部を立ち上げたときには市長が本部長、副本部長が副市長、その2人に事故があった場合には総務部長職務代行となります。さらに対策本部での事務分掌各部各課にわたるため、糸満市部設置条例の中でも、各部の業務の連絡調整に関すること、他の部の所管に属さない業務に関することを事務分掌の中に入れております。それは平常はもちろん、異常事態で混乱が生じかねない状況になったときには、各部各課にわたる取りまとめる部局としての組織で様々な対組織対応でも筆頭部長としての総務部長の力が必要となります。 以上のことから企画開発部企画部への名称変更防災係事務移管に対しての修正案に賛成の立場で討論といたします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時23分)                              (再開宣告午前11時23分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆1番(大城むつみ議員) 議案第25号 糸満市部設置条例の一部を改正する条例について、修正案に反対する立場で討論します。 本条例の素案づくり機構改革検討委員会で審議され、庁内の合意形成が既に図られているものと理解します。同素案については令和2年の検討委員会で審議され、令和4年に実施することで決定しています。実に1年以上の調整期間をもって条例を提案したことになります。また、令和2年の検討資料と本条例を見比べると教育指導監が追加されるなど、調整期間においてブラッシュアップされていることが確認でき、職員間の合意形成に時間を費やしたものと理解します。さらに教育委員会議において委員の先生方の賛同も得ており、問題ないことが分かります。 さて、本条例の審査を所管する総務委員会では多くの議論がなされ、また議員7名の連名で修正案が提出されています。総務委員会での指摘には部を統合して指導部長をなくすことはおかしいとの発言がありました。市当局からは、指導部長の役割を担う教育指導監を配置すること、教育指導監は現指導部長の持つ業務の複数を他の部署に割り振り、学校教育へ従事する時間が増え、今以上に教育の質向上に寄与できるとの説明がありました。また、社会体育の業務が市長部局に移ることで余る人員を文化担当に回せるのではないかとの指摘もありました。ただ、業務だけ市長部局に移すということは、市長部局の業務過多に陥ることは容易に理解でき、職員に過重な業務を押しつけることは適当ではありません。また、文化担当は去年採用試験が実施され、専門職員の増員があることは既に分かっているので、文化担当のセクションは充実します。 さらに総務委員会では防災担当総務部であるべきとの提案もありました。糸満市では以前、市民部内に防災担当部署を置いていた経緯もあります。そのときの社会情勢や行政需要を判断して適宜対応すればよいのであって、どこどこであるべきとの固執した考えは組織運営を阻害するものだと考えます。 本条例を見ると、子供政策の充実、行政のデジタル化の推進、脱炭素政策の取組など時代を見据えた取組のほか、学校教育の充実に取り組む姿勢が反映されています。市当局の提案する本条例に全会一致での賛成を求め、修正案に反対の討論とします。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時28分)                              (再開宣告午前11時29分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆10番(新垣勇太議員) 議案第25号 糸満市部設置条例の一部を改正する条例について、修正案に対して賛成いたしたいと思います。 討論は作っていませんが、皆さんに自分の思いを伝えていきたいと思いますので幾つか聞いていただきたいと思います。今回の条例に関して、第1条中、「企画開発部」を「企画部」に、「福祉部」を「福祉部」と「こども未来部」に、「建設部」を「建設部」、「水道部」と改め、さらに関連して号の削除、繰上げを改正する案であります。こども未来部の創設は未来を担う子供たちへきめ細かい対応がさらに必要となってきたことから、国がこども家庭庁を令和5年に創設に伴う設置だと考えております。そういった意味でこども未来部を設置することに対しては賛成であります。 そういった中で防災係総務部から企画部に移行することによって、災害が起きたときに即時に対応できるか疑問を残すところと、先ほど郁子議員からもあったように、企画部が担うことによって企画部が責任を持ってやれば何も問題ないということがありましたが、総務部ということは、総務という観点からいいますと、全体を見据えた上で全体の人事を把握しているということもあるので、総務が防災を何かあったときに担うというのが妥当だと私は思っております。 その中で、今回部設置条例を新たに改正することによって様々な動きがあることが分かってきました。それが教育委員会の2部制から1部制、そこが一番の自分は懸念する点であります。今、糸満市において給食センターの早期建設、またオンライン授業が活発化となっている中で課題が多く見えます。またコロナ禍において部活動の問題、様々な分野において教育委員会には課題があると思っております。そういった中、教育委員会という2部制で今まで頑張ってきた教育の立場、あるいは行政の立場で部長が2人いたところを教育部という形で1つにまとめることによって、また下に教育指導監というちょっと格下げになったようなニュアンスで部署を設置することによって、本来の糸満市教育という部分が手薄になるのではないかと思っております。今、教育委員会指導部長あるいは教育委員会総務部長という形で、現場の声と行政の声がしっかりとした上で議論ができているから今の糸満市の教育というのが成り立っているんじゃないのかなというふうにも思いますし、今回の案件だけでなくいろいろな意味で指導部長には提案をしてきました。そういった中でいろいろ実現した案件を1つだけ紹介したいと思います。 2021年12月9日、琉球新報の記事でありますが、僕たちの体育の授業という題で記載されておりました。「僕たちの学校では、体育館が工事中、運動場の3分の1が使えないため、体育でできることが限られている現状です。ですが、いろいろな人の協力で近くの西崎運動公園を使い、体育館ではテニピン、運動場では100メートル走や走り高跳び、走り幅跳びなどができています。体育ができているのは、委員会の方々やバスの運転手、公園のスタッフの方々の協力のおかげです。学校の先生方だけでなく、たくさんの大人の方々が僕たちの体育の授業に関わっていることを改めて知ることができました。本当にありがとうございます。小学校生活も残り少なくなっているので、たくさんの楽しい思い出をつくっていきたいです。体育の授業も楽しい思い出になると思います。」ということで、糸満市立西崎小学校6年生が書いている文章です。本当に感激しました。これは議員として動くということでもなくて、保護者からの意見を取り上げて、教育委員会あるいは指導部長にお願いをして今現状こういう形になっている。それをどうにか解決するためにはどうすることが一番妥当なのかということを議論していただきました。これは指導部長という立場で、関わるある一定の皆さんの職員を部長という立場で集めることができ会議が開けるんですね。今、指導補佐監か指導監か分からないですけど、そういう形になってそういった立場で職員を集めて会議ができるのか疑問です。できるとしても、ある意味教育部長という下の立場になるわけですから、教育部長にお伺いを立てる部分が出てくるのではないかなと。本来指導部長という教育の校長先生ぐらいの立ち位置の人たちが来ることによって現場の声というのが反映してきたのが今の糸満市だったと思います。だからこそ、教育の立場でものを言える、そこを行政とバランスを取ってやるのが今までの糸満市の流れであって、これを今一本化して新たな部を設置することによって、糸満市の教育をおろそかにしてはいけないと思います。 第12回糸満市総合教育会議の議事録を読みますと、教育委員会の組織に関して大きな変更は4点です。1つ目は、総務部指導部を統合し教育部とするものです。こちらは指揮命令系統を一元化することでもありますが、本市では部数を増やさないという方針の下と書かれております。ということは、部を増やさないために1つの部を減らすという考え方がまずおかしいんじゃないかなというふうに思います。私は部を増やしてでもいいから指導部長は残すべきだという意見でもありますので、そういった何かを増やさないために何かを減らすという考えではなくて、本当に必要なところに部を設置するということが当時の、本来の考え方ではないかというふうに思っております。先ほど体育の授業の話もしましたが、そういった議論の中で特例をつくっていいのかと、今後もこのような対応をしないといけないのかと、そういう議論がある中で、今、指導部長という立場があるからこそ現場の声をしっかり伝えられる職員が今糸満市にはいます。そういった中でどうかこの部設置条例をもう一度皆さんで議論をして、本当に必要なことが今何なのかというのを議論する時期だと思います。急いで変えるべきでもありませんし、コロナ禍で本当に教育現場が疲弊していて、コロナのおかげで勉強ができない状況が続いているのは皆さんも御承知のとおりだと思います。 最後に部を増やすだけが機構改革ではないと思います。部を設置して、そこから職員を増やすことがなければ問題解決はできないと思いますので、どうか市長には職員の数も考えていただいて、部の設置も新たにやっていただきたいと思います。 以上で、私の修正案に対する賛成の討論を終わります。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時37分)                              (再開宣告午前11時37分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆5番(浦崎暁議員) 議案第25号 糸満市部設置条例の一部を改正する条例に対する修正案に反対し原案に賛成する討論を行います。 先ほど来、この修正案に対して反対、賛成の方々が非常に熱い議論を闘わせております。私は、この修正案に対して反対する立場であります。ただですね、やはりこの問題というものは実務を担ってくる当局、あるいは市民サービスを本当に間近でやってきた当局が熟慮を重ねて、そして職員の中からの議論を積み上げてきてこういう体制を取ってきたというふうな報告がありました。やはり行政の一番の仕事、あるいは任務というものは市民に対するサービスなんですね。しかし、私の感触としては修正案に賛成する方々についてはこの議論が非常に欠けているんじゃないかなと思っています。そして組織というものは、例えば法律、そして行政というのは条例、あるいは規則、要綱というふうなことがあります。例えば国の法律が変われば当然にも条例がつくられたり、変更されたり改正されたりします。それと連動して新しい部や、そして課が設置されていきます。それと一番大事なのは市民のニーズですよね。本市においては子供教育の問題、あるいは防災の問題、さらには様々な問題があります。これをきちんと行政が酌み取って、それに対応してそして効率的、合理的に市民サービスを図っていく、それが一番大事な行政の役割なんですよ。今回の市が提案している、当局が提案してきたこの条例の改正案というものは、やはり今日における市民のニーズをきちんと受け止めて、効率的に行政を進めていこうというふうなことで議会に今提案されているわけです。 ただ、本当に残念なのは、この修正案を提案してきている方々の賛成討論を聞いていると、非常に、私の思いなんですけれども、拡大解釈があるんじゃないかなと思っています、私の考えですね。だから市民サービスをやる上で行政の体制を整えていく、その結果市民サービスになかなか効率的に、あるいは合理的に市民サービスができなかったというんであれば大問題なんですよ。それこそまさに機構改革をしてやり直さないといけない。しかし、これは今入り口なんですね。つまりこの機構改革をやってそこから様々な問題あるいはどこを直したらいいのかというのが出てくるわけですよ。それをしないで非常に大きな議論を膨らませていくというのは私はどうかなと思っています。議会と行政というものは別機関であります。ただ1つだけ言えるのは、行政は実務を担ってきていますよね。私たち議員は市民の声を受け止めて行政に対して政策提案したり、あるいは批判したりそういうことをしていきます。だから行政が分かることと議会が分かることというのは別じゃないかなと思っています。今回の機構改革というのは要するに大きな巨大な組織の変更ですので、やはり実務を担ってくるという方々が経験を踏まえてこういうふうなことを私たちに提案しているわけですね。 ただ、議会は人事とかこういう実務には絡んだら駄目だというわけではありませんよ。ただ、やはり現場というものは行政をずっと築き上げているわけですから、まずはですね、この機構改革というか動かしてみて、そしてこれは問題じゃないかな、市民からいやもうこれは変えてほしいというようなことがあればですよ、私たち議会も強力に、市に対して、市長に対して訴えていくというふうなことが私たちは問われていると思います。やはり私は常々思うんだけれども、議会と当局は車の両輪という言い方がありますよね。これは間違いなんです。議会と当局というのは緊張関係があって、あるいは提案していくというのが議会と当局の在り方です。ですから私たちもきちんと行政を監視して提案していくということが求められていくわけですけれども、ただ今回のケースというものは、やはり私はこの新しい市民のニーズ、そして新しい糸満市を本当にこれから推進させていく、そういう機構改革だと考えていますので、どうか皆様方の修正案に対して反対してほしいなと思っていますと同時に、原案に対して賛成を心からお願い申し上げまして私の討論を終わります。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時43分)                              (再開宣告午前11時44分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆8番(金城一文議員) 議案第25号 糸満市部設置条例の一部を改正する条例について、修正案に反対の立場で討論をさせていただきます。 今回の機構改革は、糸満市並びに糸満市の子供たちの抱える様々な課題解決に向けて大きな意味を持つものであると考えます。第1に子供たちの抱える問題の解決を図るためにこども未来部を設置することであります。糸満市は子供の貧困や家庭内での虐待など、子供を取り巻く様々な課題に真摯に取り組むべく、また令和5年度から創設されますこども家庭庁との連携も見据え、こども未来部を設置するとしております。これまで以上に子供たちの明るい未来と健全育成のために頑張っていただきたいと思います。第2に防災危機管理の強化が挙げられます。秘書防災課の設置で県の知事公室と今まで以上に密接に連携を取って有事に当たっていただきたいと思います。また、企画部に移ることで、防災のみならず消防の広域連携も併せて推進していただきたいと思います。要綱等をきちんと整備して迅速な対応ができる環境を整えていただきたいと思います。第3に自治体DXへの対応であります。国が推奨する自治体DXを強力に推進し、デジタルの活用により一人一人のニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会、誰一人取り残さない人に優しいデジタル化の実現に向け、より一層邁進していただきたいと思います。 また、最後に部の増設はしないとの方針で廃部になったのかとの話もある教育委員会指導部ですが、教育長並びに関係部長のお話では、教育指導監は現在の指導部長の業務のうち、給食センターと社会体育課の業務を外し、学校や子供たちの健全な成長のために必要な業務に集中されると伺いました。これによりフットワーク軽く諸問題に取り組めるほか、指導部という部署に縛られない動き、例えば子供の貧困や家庭での虐待などにおいてこども未来部への指導助言なども今以上にできるようになるのではないでしょうか。子供たちのよりよい未来のためにぜひ必要な改革であると思いますので、議員の皆様の賛同を強く願いまして、私の反対討論とさせていただきます。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時47分)                              (再開宣告午前11時47分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆20番(新垣安彦議員) 議案第25号 糸満市部設置条例の一部を改正する条例について、賛成の立場でそして修正案に反対の立場で討論を行います。 先ほど来、賛成者の方から企画開発部から開発を除くことによって糸満市の事業等が進まなくなっていくというような御意見もありました。しかしながら、今回の部設置条例においては単なる設置条例の変更ではなく、新たな未来志向を伴う、福祉部福祉部こども未来部に分けて子供に特化した、そして来年施行される国のこども家庭庁に向けた大いなる取組が今求められ、市当局もまたそれを実施していこうと考えているところであります。さらには建設部の中に建設部水道部と改めて事業内容も変更し、そしてそれがスムーズな行政運営ができるような形で今回の提案がなされたものと本員は思料するところでございます。 そして何より防災に関してでございますが、先ほど何名かの方からか、今回部設置条例を総務部から企画部に変更することによって防災が・・するのではないか、事業が進まないのではないかというような心配されることも述べられておりますが、それによってまた大きな間違いだというふうに思います。行政はしっかりとこの部分で熟慮を重ねながらしっかりとそれを進めていくというふうに私は思っております。何よりも修正案に賛成する方々から災害時におけることも述べられております。市長が本部長となり、副市長が副本部長となり、そして総務部長筆頭部長としてそのあったときに陣頭指揮を執るというふうな話をされておりますが、今現状の総務部の行政はあまりにも集中的になってきているということで、これをしっかりと推進していただけるような形で企画部秘書防災課を設置し、そしてさらに防災係を据えることによっての迅速かつスピーディーな政策が取られていくというふうに認識をしております。ですので、集中的に総務部に変更され集中するのではなく、業務をしっかりと分散する形で取り組んでいく、その流れが今回の部設置条例の大いなる進め方だというふうに本員は思料しております。 さらに先ほど教育委員会関係についても御答弁がございましたが、議員の方から教育部、そして教育委員会指導部長がなくなるということによって教育の・・につながるという反対、修正案の方々は申し述べておりましたが、私はやはり指導部長はしっかりと学校現場に特化した形でしっかりと子供たちと向き合うような形で取り組んでいっていただきたい。それをするためにはやはり指導部長という肩書きより新たな肩書きをもってして教育委員会の中で取り組んで頂きたいというふうに思っているところでございます。ですので、今ある現状維持ではなく、未来志向に向かっての部編成を取り組んでいく、それが我々に求められ、そしてそれをしっかりと行政が進んでいくことをきっちりと確認をしていきながらそれを議会として見ていくと、そしてきちんとこれを確認し、行政がしっかりとそれを担っていけるように我々議員がそれをまたしっかりと推進に向けて取り組んでいくことを助言しながら、またそれを道をそれないようにしっかりと求めていくのが我々議員の責務ではないかというふうに思っております。 よって、今回のこの部設置条例の修正案に反対をし、そして原案に賛成の立場で討論をさせていただきます。現状、私が確認したところによりますと、名護市やうるま市、沖縄市は企画開発部ではなく企画部として設置されているということも確認をさせていただきました。名称によってそれが業務が・・するのではなく、それを基にしっかりと行政が進めていけるように我々は議会の立場で取り組んでいくことが求められるのではないかというふうに思います。よって、私先ほども申しました修正案に反対をし、原案に賛成の立場で討論させていただき、議員各位の御賛同を求めて討論を終わります。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時53分)                              (再開宣告午後2時00分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 先ほどの新垣安彦議員の討論における発言について、会議規則第64条の規定によりその一部を取り消したいとの申出がありますので発言を許します。 ◆20番(新垣安彦議員) 先ほどの私の討論における発言の中で不適切な発言がありましたので、その部分については取消しをお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(金城寛) お諮りいたします。 △ただいま新垣安彦議員から先ほどの発言について、その一部を取り消したいとの申出がありました。取消しの申出を許可することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって新垣安彦議員からの発言の取消しの申出を許可することに決しました。なお、今回の取消しに係る発言部分については、後刻議長において調整いたしたいと思いますので、御了承ください。 お諮りいたします。 委員長報告及び修正案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時02分)                              (再開宣告午後2時03分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 委員長報告及び修正案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告及び修正案に対する討論を終了いたします。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時03分)                              (再開宣告午後2時04分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 これより採決を行います。 議案第25号 糸満市部設置条例の一部を改正する条例に対する大田守議員外6名から提出された修正案について採決を行います。 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立少数であります。 よって本修正案は、否決されました。 次に原案について採決を行います。 議案第25号 糸満市部設置条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立多数であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第28号 糸満市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第28号 糸満市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第13号 令和3年度糸満市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第16号 令和3年度糸満市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、両議案を一括して議題といたします。 両議案については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆5番(浦崎暁議員) 本委員会に付託のありました議案第13号及び議案第16号、以上両議案について委員長報告を行います。 議案第13号 令和3年度糸満市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)。本案は、歳入歳出予算にそれぞれ68万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ81億9,983万4,000円とするものであります。歳出1款5項2目、医療費適正化特別対策事業費において、49万8,000円が追加計上されております。これは第三者行為求償事務委託料の所要見込みによる増額補正との説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 △議案第16号 令和3年度糸満市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)。本案は、歳入歳出予算からそれぞれ270万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億6,232万6,000円とするものであります。歳出2款1項1目、後期高齢者医療広域連合納付金において、270万3,000円が減額されております。これは保険基盤安定負担金の確定に伴う減額補正であるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 ○議長(金城寛) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 議案第13号 令和3年度糸満市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第13号 令和3年度糸満市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、本案に対する委員長報告原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第16号 令和3年度糸満市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第16号 令和3年度糸満市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、本案に対する委員長報告原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第18号 令和3年度糸満市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第19号 令和3年度糸満市下水道事業会計補正予算(第1号)、両議案を一括して議題といたします。 両議案については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆17番(金城敦議員) 本委員会に付託のありました議案第18号、議案第19号、以上両議案について委員長報告を行います。 議案第18号 令和3年度糸満市水道事業会計補正予算(第1号)。本案は、資本的支出予定額に5億円を増額するものであります。これは下水道事業会計に対し貸付けを行うものであるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第19号 令和3年度糸満市水道事業会計補正予算(第1号)。本案は、資本的収入予定額に5億円を増額するものであります。これは水道事業会計から3月末までの下水道事業会計における資金不足が生じないよう念のため借入れするものであるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時15分)                              (再開宣告午後2時15分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) すみません、間違いがありました。議案第19号 令和3年度糸満市下水道事業会計補正予算です。 ○議長(金城寛) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 議案第18号 令和3年度糸満市水道事業会計補正予算(第1号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第18号 令和3年度糸満市水道事業会計補正予算(第1号)、本案に対する委員長報告原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第19号 令和3年度糸満市下水道事業会計補正予算(第1号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第19号 令和3年度糸満市下水道事業会計補正予算(第1号)、本案に対する委員長報告原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第12号 令和3年度糸満市一般会計補正予算(第11号)を議題といたします。 本案については、その審査を予算・決算特別委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆2番(玉城哲郎議員) 本予算・決算特別委員会に付託のありました議案第12号について、各分科会の報告を受け委員長報告を行います。 議案第12号 令和3年度糸満市一般会計補正予算(第11号)。本案は、歳入歳出予算からそれぞれ7,841万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ342億268万2,000円とするものでありますが、各分科会で審査された主な内容を申し上げます。 まず、総務分科会所管から申し上げます。歳出2款1項6目企画費において、ふるさと応援寄附制度推進事業5,000万円が追加計上されております。これは寄附金の所要見込みにより同額の積立金を増額補正するものであります。委員より、返礼品は寄附金の3割になっているのかとの質疑があり、当局より、総務省の通達では商品代、郵送代、事務委託代を合わせて5割以内に収めるということであるが、沖縄の場合は輸送代がかかるため商品代は3割を目安としているとの説明がありました。2款1項6目企画費において、新しい土地利用対策事業1,247万4,000円が減額されております。当局より、南部病院跡地周辺の土地利用構想を策定するためのものであったが、基本構想を策定する前に土地利用可能性調査を実施する必要が生じたため、当初予算を減額して事業を実施するとの説明がありました。委員より、新年度予算を組む際に最初から可能性調査を実施していれば今回減額補正された予算で他の事業が執行できた可能性もある。予算の組み方はしっかり行ってほしいとの意見がありました。10款2項2目、小学校教育振興対策費(学校教育課・扶助費分)及び10款3項2目、中学校教育振興対策費(学校教育課・扶助費分)において、それぞれ116万1,000円、77万9,000円が追加計上されております。これは特別支援教育就学援助奨励費の予算計上漏れに伴う増額補正であります。委員より、コロナ禍で影響を受けている家庭も就学援助の対象となっていると思うが、年度途中でも申請はあるのかとの質疑があり、当局より、急激に増えている状況ではないが、困窮したため申請される方については随時受け付けて対応しているとの説明がありました。 次に民生分科会所管であります。歳出2款1項8目市民生活費において、既存バス存続助成事業182万4,000円が追加計上されております。これは南部循環線、玉泉洞線及び新里線の事業費確定に伴う補助金の増額補正であります。2款3項1目戸籍住民基本台帳費において、個人番号カード交付事務事業200万9,000円が追加計上されております。これはマイナンバーカード所有者の転入出に係る手続のワンストップ化によるシステム改修費用を増額補正するものであります。委員より、システム改修の時期はいつかとの質疑があり、当局より、次年度に契約し、改修する予定であるとの答弁がありました。3款2項3目児童福祉措置費において、保育士・幼稚園教諭等処遇改善臨時特例事業1,655万4,000円が計上されております。当局より、コロナ禍においても保育施設の最前線で働く保育士の処遇等を改善するための補助であり、法人園41施設分であるとの説明がありました。3款2項6目児童福祉施設費において、放課後児童クラブ事業1,687万3,000円が追加計上されております。これは新型コロナ感染症拡大に伴い、放課後児童クラブを利用自粛した児童の保護者に対し利用料を減免した経費を支援するものであります。 次に経済建設分科会所管であります。歳出6款1項3目農業振興費において、災害に強い高機能型栽培施設の導入推進事業1億513万8,000円が減額となっております。当局より、整備戸数及び整備面積が当初より減少したため減額するとの説明がありました。7款1項2目商工振興費において、糸満市商品券事業7,500万円が減額されております。当局より、所要見込みにより減額となったための補正であるとの説明がありました。 次に繰越明許費補正として、8款2項1目道路維持費において、市道長寿命化修繕事業1億5,887万2,000円が翌年度繰越しとなっております。当局より、設計の際、工法の選択に当たり不測の日数を要したため繰越すものであるとの説明がありました。8款5項2目住宅建設費において、市営住宅建設事業1,805万1,000円が追加計上されております。当局より、稲嶺原市営住宅B棟実施設計業務変更に伴う追加補正であるとの説明がありました。 審査の結果、お手元に配布してあります委員会審査報告書のとおり、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、質疑に対しては分割付託部分に係る各常任委員長の補足答弁をお願い申し上げ、委員長報告といたします。 ○議長(金城寛) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時27分)                              (再開宣告午後2時27分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆7番(賀数郁美議員) 議案第12号 令和3年度糸満市一般会計補正予算(第11号)、新型コロナワクチン接種体制確保事業に反対いたします。 △これから5歳から11歳まで新型コロナワクチン接種が始まりますが、これまで新型コロナウイルスに感染し死亡した10歳未満は現在1人です。ウイルスというものは変異を繰り返し感染力を上げながら弱毒化していくものです。現在沖縄でも新型コロナウイルスの陽性者が増えていると連日報道がございますが、10歳未満の子供が重症化するのは極めてまれであり、報道のあおりによる接種をされる方が増えることを懸念しております。全国でも本ワクチンを接種後死亡したのが2022年2月18日時点では1,474件、健康被害を訴えた方は2万7,000件以上、その中でも重篤副反応者数は6,400件以上が上げられています。現在でも多くの方々が副反応に苦しめられ、病院をたらい回しになっている現状がございます。その中でも国の副反応救済制度に認定されたのはわずか140名余りです。うつさないためにやお年寄りを守るためにとうたわれ接種を促されておりますが、厚生労働省が2021年2月17日に発表した医療従事者等の範囲についての中ではワクチンの基本的な性能として感染予防効果を期待するものではないとはっきり明記されております。つまりワクチンを打とうが他人にうつさないという効果はないというのを厚生労働省が言っているのです。また本ワクチンは2023年5月まで臨床試験中であり、ファイザーの添付文書でも本剤は本邦で特例承認されたものであり、承認時において長期安定性に係る情報は限られているため製造販売後も引き続き情報を収集中である。また、効能または効果に関する注意では本剤の予防効果は確立していないとも明記されており、5歳からのコロナワクチン接種の意義を見いだせません。本ワクチンのデメリットを上回るメリットがなく、接種後に健康被害を訴える子供が多く出る可能性が高いため、本事業に反対いたします。 ○議長(金城寛) お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時30分)                              (再開宣告午後2時36分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 議案第12号 令和3年度糸満市一般会計補正予算(第11号)、本案に対する委員長報告原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立多数であります。 △よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 以上で本日の会議を終了いたします。                              (散会宣告午後2時36分)...